お遊びじゃないアウトドアの本 『猟師の肉は腐らない』 小泉武夫 著 [書評]
著者は『発酵』の権威（だったと思うのですが）
これまでにも『不味い！』と題した
軽妙な語り口に薀蓄を詰め込んだ
楽しい作品を知っていました
書店で何の気なしに本書を手に取ったところ
学者らしからぬ『俺』という一人称と
前置き無しに物語に入っていく書きっぷりに
すっかり引き込まれ
あっという間に読了してしまいました
内容は本物のアウトドア というか
本来の日本人が自然の中で如何に暮らしてきたか
を想起させてくれる内容のフィクションです（一応）
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